センサーキャリブレーションマニュアル~
キャリブレーションを行うことで、センサーが正確で信頼できる測定値を提供できるようになります。このマニュアルでは、AoTシステムで最も一般的なセンサー、具体的にはAtlas Scientific EZO回路のキャリブレーション手順を説明します。
Atlas Scientific EZO回路(pH、EC、DO、ORP)~
Atlas Scientificのセンサーは、構造化された1点・2点・3点キャリブレーションのプロセスに対応しています。
[!IMPORTANT] キャリブレーションの手順は必ず正しい順序で行ってください: Mid -> Low -> High。
キャリブレーション手順~
- キャリブレーションをクリア: 作業を始める前に、キャリブレーションをクリアボタンを使って既存のキャリブレーションデータを消去しておくことをおすすめします。
- 温度補正(任意): 別の温度センサーをお持ちの場合は、それを使ってキャリブレーション中の温度変化を補正できます。これにより最高の精度が得られます。
- Mid点のキャリブレーション: プローブをMid溶液(例: pH 7.00)に入れます。測定値が安定するまで待ち(1〜2分)、Midをキャリブレーションをクリックします。
- Low点のキャリブレーション: プローブをすすぎ、Low溶液(例: pH 4.00)に入れます。安定するまで待ち、Lowをキャリブレーションをクリックします。
- High点のキャリブレーション: プローブをすすぎ、High溶液(例: pH 10.00)に入れます。安定するまで待ち、Highをキャリブレーションをクリックします。
確認~
デーモンログ([Manage] -> AoT Logs -> Daemon Log)のSlopeとCalibrated?のメッセージを確認することで、キャリブレーションの状態を確認できます。
- Slopeが100%に近い値であれば、プローブが正常でキャリブレーションが成功したことを示します。
Cal,?コマンドは、キャリブレーション済みのポイント数を返します。
ペリスタルティックポンプのキャリブレーション~
ペリスタルティックポンプ(定量注入ポンプ)は、1秒あたり、または1回転あたりにどれだけの量の液体が送られるかを求めるためにキャリブレーションが必要です。
- 一定時間(例: 60秒間)にポンプで送られた液体の量を測定します。
- 測定した量を、ポンプの出力設定にあるキャリブレーション欄に入力します。
- これにより、AoTは体積に基づいて正確に注入できるようになります(例: 「10ml注入」)。
[!NOTE] AIエージェント向けに、構造化されたキャリブレーションコマンドと手順の詳細が
ai_docs/calibration.jsonにあります。